Master's Program

マスターズ向けトレーニング

自己ベスト更新を目指す
全国のマスターズスイマーのために

マスターズクラスは、自己ベスト更新を目指す全国のマスターズスイマーを対象にした屈指の鍛錬場。
オトナの体育会、といっても過言ではありません。
ベストを更新するだけではなく、自分の殻を破りたい、妥協したくない。
何歳になってもずっと夢を追う生き方をしたい。水泳を通した友情の輪を広げたい・・・etc。
そんな記録、プラスαともいえる人生の付加価値が、ここにはあります。
「最新の科学的トレーニング」に「昭和のど根性」をコーティング。
甘く、ときに辛く、輝く笑顔とともに、お届けします。
新しい自分になりたい、と思ったなら、まずは体験会へお越しください。

【 プロフィール 】
1966年島根県生まれ。日本大学文理学部体育学科卒。
日本体育大学大学院トレーニング科学系修了(体育科学修士)
400m自由形、4×50mリレー、4×200mリレー 元日本記録保持者。
1991年世界選手権400m自由形15位。
2010年まで日本大学水泳部総合コーチとして、2005~2007年まで日本学生選手権男子総合3連覇に貢献。また、1994年よりテレビ解説を務め、シドニー、アテネ、北京ではテレビ・ラジオ解説も務めた。 現在は日本大学文理学部教授として、水泳・スポーツトレーニング研究に励む傍ら、スポーツ指導者養成、体育教員養成に努める

【 所属学会等 】
日本体育学会(体育方法専門領域)理事、日本コーチング学会理事、
日本水泳・水中運動学会会員、日本水泳連盟科学委員、日本体力医学会会員。

【 取得資格 】
日本体育協会水泳上級コーチ NSCA-CPT
(アメリカストレングス&コンディショニング協会認定、パーソナルトレーナー)

公式ブログ >>

© Atsushi Kondo /YMFS

世界征服流水泳術(SSS)

己の限界を突破せよ

「水泳の記録は何歳まで伸ばせるか?」

競泳のトップアスリートは、概ね小学生時代から様々なトレーニングを経験し、質・量ともに、まさに何年間も体力の限界を伸ばしつつ、スピードの限界に挑み続けています。そのようなトレーニング経験がある人でも、よくよく泳ぎを見ると、水の扱い方と言う面では、もっとうまく泳げるようになるのではないか?と思えることが、時々あります。

言うまでもなく、水泳とは「水」という流体を扱う特殊な競技です。泳いでいる間のその流体は、身体の周りにまとわりついて余計な抵抗になったりしますが、腕や足の周りに水が沢山まとわりつけば、水を押すときには大きな武器となりますし、扱い方によっては、後方から身体を前へ押してくれる武器にもなったりします。これらを上手く扱うという面では、それ相応のキャリアや身体感覚が必要ですし、レース中の力の配分なども、一定以上の経験が必要です。

逆に、キャリアがある人ほど自分のやり方や感覚にこだわるあまり、最も重要な「水に対する身体の処し方」(ある意味、キャリアのある選手の伸び代)を改善できず、その経験を活かせていないケースもよくみます。

実は、私自身「知的障がい者」の選手を数年指導していますが、先天的に脳幹に障害のある場合、動きの修正能力やフィードバックを受容する能力が、健常者に比べて劣る傾向があります。なので、速度が上がったり、高強度下での運動中に、動作を細かくコントロールすることができないのです。例えば、ストローク中の手首の角度を微妙に調節して、高い抗力(水を押す力)を作りにくかったり、スカリング動作での手の迎角の調整なども、かなり困難です。体力要素はいくらでも伸ばせますが、「いくら力がついても、なかなか泳ぎが速くならない」という特殊な経験もしました。すなわち、水泳は、相当にスキルフルな競技であるということが理解できるかと思います。

だからこそ、水を扱う上で「できないことが、できるようになる」ことに大いなる意義があり、それが限界に達した時に、記録の伸びも限界を迎えるのではないかと思います。

「トレーニング科学の変化」

近年、生理学、栄養学、動作力学など、様々な分野の科学的知識が、選手強化に役立てられているように見えます。我々も、栄養学やトレーニング科学の面から、様々な競技の強化サポートを経験してまいりました。もちろん、うまくいったことも何度もありましたが、失敗も沢山経験することができました。

そういった経験の中でいつも大きな壁となったのは、サポートは「分化」するものの、実際の競技はそれらがすべて「統合」した状態で発揮されるため、それらのサポートがどの程度効果を発揮したかについては、実はブラックボックスの中に隠されているということです。わかりやすく言うと、筋力がついたからといってダイレクトに泳ぎが速くなるわけではないです。しかし、筋力が低い人は、レース終盤での発揮パワーは小さくなりがちなので、ピッチを上げてもラストスパートが効かないというケースも、多く見られます。

特に水泳は、そういった「分化」された様々な要素が、「水」という媒介を通して統合されパフォーマンスとなって表れるため、なおさらパフォーマンスの中身を探るのが困難です。しかし、一つだけその中身を知ることができる手段があります。
それは、「泳ぎ手(スイマ―)の感覚」を知ることです。

裏を返せば、「泳ぎ手(スイマ―)が感覚を表現できる」(言語化できる)ようになることです。

「習い事」からの脱却

 様々なスポーツで「Athlete Centered Coaching」と言われ、選手主体のスポーツコーチングが叫ばれています。この背景には、例えば「反体罰」や「反セクハラ・パワハラ」といった社会現象もあるのですが、スポーツパフォーマンスはそもそもコーチがやるものではなく、選手が主人公です。その選手の発想や考え方が、色濃くパフォーマンスに反映された方が自然ではないか?という考え方とも言えます。

実際に、水中・水面上を同機させた動画を用いて指導効果を検証してみたところ、確かに泳ぎは良くなったけれど、スピードは落ちたという結果が示されました。動きを学習する際には、「動きを学ぶ意欲のある状態」「動きを探っている状態」「時々『あ、できた!』となる状態」「できたことが説明できて定着したり、別の動きにアレンジしたりできる状態」の4つの位相があることが、古くからの脳科学や認知科学、運動学など、さまざまな分野からの多くの研究や検証により、明らかになっています。この2つ目の位相から3つ目の位相へ変化させるのに重要な要素は、実施者のモチベーションです。モチベーションは、スイマーの主体性に深く関係します。また、この2つ目の位相で指導者があれこれ指導することで、せっかく学習されかけていた動きの感覚の習得が阻害されるとも言われています。

映像による客観的な情報や、見識・経験のある指導者の主観に基づく指導は極めて重要なきっかけにはなり得ます。しかし、実際にはその場でいい泳ぎを作るためのヒントは得られても、翌日プールに行くとまた元の泳ぎになっていたり、前日得た感覚を忘れたり(笑)するため、なかなか泳ぎが変わらない。そしてもう一度同じコーチに見てもらい、また泳ぎをチェックしたうえで満足するものの、翌日また同じことを繰り返す…この傾向は、マスターズの方に限りません。ジュニアの選手も実は同じところで躓いていたりするわけです。果たしてどのようにしたらこの躓きの原因を、飛び越せるようになるのでしょうか?

指導者がいなければできないこと

指導者がプレイヤーへの指導をする際に最も気を付けなければならないことは、「先入観を持たない」「決めつけない」ということです。始めからこの人はこんな泳ぎをするんだろうとか、こういうタイムならきっとこういうところに欠陥があるだろう…という先入観は、人の泳ぎを正しく認識する機能に、なんらかの影響を与え、誤ったイメージとしてその指導者の脳で認識されていきます。

日本のスポーツ界でよくみられるのは、指導者が自身の経験を選手にそのまま伝授させているケースです。これを「バーバリアン・コーチング」と言います。なぜ「野蛮」の意味を持つバーバリアンという言葉が使われているかというと、コーチが自身の経験や知り得る情報のみで、選手の抱えている問題を解決しようとする状態は、知的行動からは離れていくという意味が含まれています。「自分がやって効果があったから」「自分を伸ばしてくれた指導法だから」という理由で、別の対象者を指導していると、その人そのものが現状で抱えている問題に向き合うことができず、より良い解決法に近づけなくなります。

したがって、競泳の指導者は「泳ぎをどう指導するか?」ということだけでなく、「動きをどのように知覚させるか?」に重きを置く必要があると言えます。であれば、従来のような「こういう泳ぎをするために、こういうドリルをやろう」ではなく、「うまく進むためにはこういう感触を自覚できた方が、こういう動きに近づける」という方が、よりスイマーの感覚に響く指導ですね。そして、その感覚を得るために指導者とスイマーが一緒にあれこれアイデアを出し合って考える方が、よりスイマー主体の指導であると言えるでしょう。そういったことが、「指導者は何のためにプールサイドに立つのか?」という問いへの解答ではないかと考えています。

集団でないとできないこと

一方で、競泳は代謝的な能力や筋力も必要です。特に、マスターズスイマーにとっては、日常の生活体力の維持が、定期的なトレーニングの継続に深くかかわってきます.

もう一つ、マスターズスイマーにとっての代謝的な能力の維持とは、最大酸素摂取量の維持に他なりません。そのためには心臓の機能を低下させないことと、末端(特に筋)において十分な代謝ができるようにするための、筋ミトコンドリア量の維持が必要です。

心臓は、筋肉をダイナミックに使うことでのみその機能を維持できます。筋肉は、パワーにおいても持久力においても、筋に対する充分な外的(トレーニング)刺激があってこそ、ミトコンドリア量の維持・増加が可能となります。

近年は遺伝子の研究が倫理的なハードルがあるものの、諸外国では以前よりも簡易に行えるようになったため、筋内のエネルギー代謝が遺伝子レベルで明らかにされつつあります。
それらの知見を総合的に見ると、スイマーの脳内で予測し得るようなレベルではなく、ちょっと予測が不可能で、達成可能性が50%くらいの難易度のトレーニングをする必要があります。

「一人ではとてもできなさそうな練習」を行い、身体の組織のレベルで適当な負荷を与えていく必要があるということです。

そこには、飽きのこないプログラム作りと、仲間や練習時にやる気になる「空気」が必要ですし、「みんなで渡れば怖くない」という集団意識が、その人の壁を打ち破るのに役立つこともあります。そういったアイデアを探ったり舞台装置を作ることが、我々指導者の役割の一つであるとも考えることができます。

SSSの存在意義と今後の展望

SSSでは、1998年の設立当初から「所属の枠を超えた練習会」としており、同じ目標を持つスイマーたちの一つのコミュニティとして、その存在意義を全うしてきました。そこは、マスターズスイマーが中心であることは否定できませんが、昔も今も、若い障がい者スイマーも一緒泳いでいますし、過去には一流ではないにせよ、高校生、大学生のスイマーも所属し、ベスト更新を実現していたことがありました。世の中が「多様性」を言い出すよりずっと以前から、多種多様なスイマーと一緒にプールでの時間を過ごしてきました。立場やレベルは異なっても、みんなで声かけあって一つ一つ壁を乗り越え、楽しみながら年を重ね、更に水の扱いが上達し、様々な泳ぎを楽しめるようにしようという試みは、昔も今も変わりません。

しかし、このコロナ禍を経験して改めて学んだのは、「自分たちで学ぶ姿勢と行動」が、長くハイパフォーマンスを維持するのに重要であることです。

サッカーの有名な調査で、プレミアリーグのシニアに上がる選手は、小さい頃の練習時間が豊富だが、その中でさらにトップに上り詰める選手たちは、小さい頃に「練習以外にボールを触る時間(遊びを含む)が長かった」というのがあります。

「遊び」は誰しも最もモチベーションが上がります。そこでやってきたことが、スキルの進歩に大きく影響するわけです。近年では「ゲームセンス」という、特に球技などではできるだけ遊びの要素を取り入れた練習法が推奨され、多くの研究でその有効性が示されています。

私もこの本質を理解しながら、いかに「遊び」要素をメニューの中に取り込むか?ただ頑張るだけの練習メニューになっていないか?を常に自答しながら、メニュー作りを行なっています。そういったことの継続からか、練習後に会員さん同士で泳ぎを観察しあったり、水中でのスクワットジャンプをやったり、ターンスキルを確認したりするシーンを、よくみます。私も意見を求められればコミットしますし、逆に動きの感覚を聞いたりもします。「コーチや監督があれこれ過保護に指示しなくても、選手が勝手にスキルを伸ばしている状態」が、最も理想的なスキルアップの過程だとすると、今の私たちは着実にその方向へ歩んでいると考えられます。

スポーツの指導には「これがベストである」というものはありません。しかし「これはやっちゃいけない」とか「これはあなたには必要ない」という指導法や練習メニューはあります。我々は、常々自分たちが提供してきた水泳指導を謙虚に顧みて、スイマー自身が主役となるような練習会であるべく、我々特有の自由(FREESTYLE)な発想からくる様々なトレーニングやコーチングのアイデアでもって、皆様のベスト・スイムをサポートしたいと考えています。

自己ベスト更新を目指す全国のマスターズスイマーのために
マスターズクラスは、自己ベスト更新を目指す全国のマスターズスイマーを対象にした屈指の鍛錬場。
オトナの体育会、といっても過言ではありません。

ベストを更新するだけではなく、自分の殻を破りたい、妥協したくない。
何歳になってもずっと夢を追う生き方をしたい。水泳を通した友情の輪を広げたい・・・etc。
そんな記録、プラスαともいえる人生の付加価値が、ここにはあります。

「最新の科学的トレーニング」に「昭和のど根性」をコーティング。
甘く、ときに辛く、輝く笑顔とともに、お届けします。
新しい自分になりたい、と思ったなら、まずは体験会へお越しください。

コースと費用について

トレーニングコース

入会金・年会費

入会金 13,200円(税込)
【ご入会キャンペーン実施中!
入会金 13,200円(税込) → 6,600円(税込)
年会費 13,200円(税込)
追加レッスン(会員:1回) 3,850円(税込)
ビジター参加(1回) 4,950円(税込)
練習環境整備費
(会員/ビジター:1回)
770、1,100円(税込) ※施設により異なります。

レッスン一覧

※新型コロナウィルス感染予防のため現在はレッスン数を減らして感染防止に努めながら運営しております。

SSS(世界征服流水泳術)

レベル
クラス日程
  • ・毎週水曜日  13:00~15:00 / 19:00~21:00  (120分)
  • ・土曜日  13:00~15:00  (120分)
  • ※クラス開催日時・実施プールは月により異なります。
  • 詳しくは運営事務局までお問い合わせください。
練習量の目安 3000m~4000m
特  徴 3か月を1クールにしてテーマを絞り、泳力向上、ベストタイム更新のため科学的なトレーニングを提供します。

スイムラボ

レベル
クラス日程
  • ・月曜日  19:00~21:00 (120分)
  • ※クラス開催日時・実施プールは月により異なります。
  • 詳しくは運営事務局までお問い合わせください。
練習量の目安 1000m程度
特  徴

四泳法の技術をスキルアップするためのレッスン。 クロール、平泳ぎ、バタフライ、背泳ぎと毎回テーマをきめ、基礎基本からハイレベルまでの技術を指導します。

対象年齢参加資格 18歳以上のマスターズスイマー・健康で定期的にトレーニングを積んでいる方

※対象と会場はいずれのレッスンにも共通です。

練習会場 東京辰巳国際水泳場、東急スポーツオアシス赤塚24plus 他

練習日程

お問合せ・お申込み

050-3707-0088 受付時間【平日】10時~18時
インターネットからのお申込は24時間受付中!

お申し込み

トレーニングで使用するプールのご案内

【 東京辰巳国際水泳場 】
施設のご案内:https://www.tef.or.jp/ttisc/index.jsp
交通・アクセス:https://www.tef.or.jp/ttisc/access.jsp

【 BUNB東京スポーツ文化館 】
施設のご案内:https://www.ys-tokyobay.co.jp/
交通・アクセス:https://www.ys-tokyobay.co.jp/access/

【 東急スポーツオアシス 赤塚24Plus 】
施設のご案内:https://www.sportsoasis.co.jp/sh76/
交通・アクセス:https://www.sportsoasis.co.jp/sh76/info/map.html